生理痛
子宮筋腫生理に影響を与える子宮のトラブル

子宮筋腫

子宮筋腫

生理痛

子宮筋腫とは子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍であり、子宮の筋肉にできます。
子宮筋腫は、30歳以上の女性の5人に1人の割合で見られ、最も多いのは40歳代とされています。
良性の腫瘍なので命に別状はなく転移もしませんが、月経に影響し、筋腫が大きくなっていくこともあるので、経過をみていく必要があります。

もしかしたら、あなたのつらい生理痛も、子宮筋腫が原因かもしれません。

子宮筋腫ができる原因

子宮筋腫の原因子宮筋腫ができる原因は明らかとはなっていませんが、月経が始まっていない女性には子宮筋腫はなく、閉経を迎えた女性の子宮筋腫は自然に小さくなります。

このことから、子宮筋腫には、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が影響していることがわかっています。

子宮筋腫の生理への影響

子宮筋腫は、過多月経・過長月経・月経痛(下腹部痛や腰痛)などを引き起こします。
また、過多月経や生理が長引くことによって、貧血になってしまう場合もあります。
子宮筋腫ができると、生理の時に複数の症状が出る場合が多く、月経困難症の原因ともされています。

過多月経

過多月経とは月経血の量が多いことを言います。
レバーのような血液のかたまりが出ることもあります。
子宮筋腫ができることによって、子宮内膜の表面積が大きくなり、排出される血液の量も増えてしまうのです。

過長月経

過長月経とは、月経の期間が長い(10日以上続く)ことを言います。
筋腫が子宮の収縮を抑制してしまい、出血が止まらずに続いてしまうとされています。

月経痛

子宮筋腫の症状で最も多く、子宮筋腫がある人の半数に見られるとされているのが月経痛です。
筋腫が大きくなるにつれて、下腹部や腰に強い痛みを感じるようになります。

子宮筋腫の生理以外に現れる症状

子宮筋腫が大きくなると、子宮の周りの臓器や神経を圧迫することによって、下腹部痛や便秘、頻尿、腰痛などの症状を引き起こします。
これらの症状は、子宮筋腫のできる箇所によって異なります。

子宮筋腫の診断は?

子宮筋腫の診断は問診や内診、エコー検査(超音波検査)などで診断します。
検査によって、子宮筋腫の有無や位置、数、大きさ、子宮の様子などがわかります。
妊娠を望んでいる人は、子宮筋腫のできている場所も大切です。子宮内膜にあるのかどうか確認する必要があるでしょう。

子宮筋腫の治療は?

子宮筋腫の症状がない場合には、子宮筋腫ができていることにも気付かずにいる人もいます。
症状がなく、筋腫の大きさも小さい場合には、治療の必要はありません。経過を観察していきます。

しかし、症状があったり、子宮筋腫が大きくなってしまったりする場合には、治療が必要となります。
治療法には、薬物療法と手術療法があります。

薬物療法とは?

ホルモン剤を使用して筋腫を小さくする方法が主に用いられます。
ホルモン剤を使用することにより、一時的に(6ヶ月程度)閉経の状態にすることで、子宮筋腫は小さくなります。(筋腫を小さくはできますが、消すことはできません。)
薬の使用をやめると、生理が再び始まり、子宮筋腫も少しずつ大きくなります。

また、症状に合わせて、症状を改善する薬を服用する場合もあります。
筋腫の状態は改善できませんが、貧血の場合には鉄剤、月経痛が強い場合には鎮痛剤が処方され、症状を改善します。

手術療法とは?

子宮筋腫の症状がひどい場合や、筋腫が大きい場合、筋腫が原因となって妊娠できない場合などに手術によって治療を行います。

手術には、子宮を全て摘出する方法(子宮全摘術)と、筋腫のみを摘出する方法(子宮筋腫核出手術)があります。
子宮を全て摘出する場合は、再発することはありませんが、妊娠・出産ができなくなってしまいます。
また、子宮や卵巣は残し、筋腫のみを摘出する方法では、妊娠・出産はできますが、再発する可能性があります。

子宮筋腫は予防できる?

子宮筋腫は、多くの女性に見られますが、予防する方法はまだわかっていません。
筋腫が大きくなってから症状が現れる場合が多いので、早期発見が必要です。
子宮筋腫は初期の頃は症状がなく、気付きにくいので、定期的に検診を受けるようにすると良いでしょう。

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